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2016/05/06

プラスチックのベトベトをきれいに(フラックスクリーナー)

つい先日、しばらく使わなかったイヤホンがベットベトになってがっくりしてしまいました。

 

プラスチックやゴムの樹脂がいつのまにかベトベトになって、ティッシュで無理矢理拭いてみたらもっと酷いことになったり、考えるだけでおぞましい現象です。


今回は思い切ってこのベトベトの除去をやってみました。

 

ベトベトはプラスチックやゴムに含まれた薬品(安定剤や可逆剤など)がしみだしたものです。
主な原因は高温や日光、紫外線による経年劣化や湿度(水分)による加水分解のようです。


Web上でこのベトベトを除去する方法を探してみると

  • ・アルコールなどの溶剤で拭き取る
  • ・重曹(アルカリ性)の薬品で拭き取る


の2種類がありました。

今回は「溶剤で拭き取る」という方法で弊社製品の「フラックスクリーナー」を使ってみました。
溶剤は樹脂を侵すのですが、フラックスクリーナー(主剤:アルコール)は比較的樹脂に悪影響を与えないのでこのような用途には向いています。

blog_FL300.JPG

(フラックスクリーナーじゃなくても消毒用のアルコールを含んだウェットティッシュでもできるといった情報もありました)

  • ※素材によっては悪影響が出ますので使用する際は十分にご注意ください。
  • ※アルコールの代わりにベンゼンやアセトンなど強い溶剤は使用しないのが無難です。
  • ※溶剤を使用するときは十分に換気して作業しましょう。また、皮膚の弱い方は手袋で作業しましょう。

 

 ふき取りに使用するクロスは毛羽立ちの少ないものを使います。

blog_FL300_cloth1.JPG

今回はアズピュアワイパーを使いましたが、キムワイプでも多分OKです。

 

ベトベトしているイヤホンはこちらです。
blog_FL300_earphoe1.JPG

写真では目立たないのですが、よく見るとイヤホン本体の黒い部分がベトベトになって指紋やらホコリが付いたりかなり嫌な感じになっています。


さっそくフラックスクリーナーをクロスに少量含ませてベトベトしている部分をひたすらゴリゴリ拭き取ります。イヤホンの穴や隙間へ溶剤が入らないように注意してください。

blog_FL300_clean1.JPGblog_FL300_clean2.JPGblog_FL300_clean3.JPG


イヤホンの片側を拭き取り終わったクロスです。結構汚れが出ますね…
blog_FL300_cloth2.JPG


そしてすっかりきれいになったイヤホンがこちらです。
blog_FL300_earphone2_clean.JPG

元々はマットなコーティングでしたが、コーティングがベトベトごと全部取れてややサラサラのツルツルになりました。ベトベトよりはるかにマシなのでOKです。

 

改めて注意事項ですが、対象物によってはフラックスクリーナーで溶けたり色が落ちるなどの影響があります。初めは少量目立たないところで試すなどしてからご使用ください。


以上です。